NO MORE TRAGEDY

小山田亮はNYで語学留学中にニューヨーク市警のパトカーに撥ねられて、24歳の若さで命を落としました。遺族は亮の死に関する真実を明らかにするために、ニューヨーク市警とパトカーの運転手を相手に訴訟を起こしています。このブログでは亮の事故に関係する記事を投稿しています。ウェブサイトもご覧ください。http://oyamada.weebly.com/

亮君の追悼式

2月21日0時45分、ちょうど1年前、亮君はニューヨークの寒空の下、パトカーに撥ねられ命を落としました。

 

この日、亮君の家族・友達が集まり、事故現場にて追悼式が行われました。

 

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何十本ものキャンドルが灯され、ご家族や友人から亮君を偲ぶ言葉が述べられました。地元の方々も参加し、総勢25名ほどの参列者が集まりました。

 

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亮君の友人から、亮君への想いをこめた歌も歌われました。

 

この歌には「明日は何が起きるかわからないから、今を一生懸命楽しもう」というメッセージが込められています。

 

また、亮君のお姉さん二人からは、亮君が好きだったミルクティーが振舞われました。

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今回この追悼式のために、亮君の日本のお友達が二人、初めて亮君が過ごしたNYを訪れました。

そのお友達はこう話します。

「亮君の死を受け入れられなかったので、NYに来て事故現場を見るのはすごく怖かったです。でも、NYに来て亮君の築いた人間関係に触れ、改めて亮君の魅力を感じることができました。デリの店員さんでさえ、亮君のことを覚えていて、声をかけてくれたことに感動しました。この追悼式のことは一生忘れないと思います。」

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また、「NYをこの目で見て、亮君が魅了されたNYを感じることができました。亮君と同じ気持ちになれたような気がします。」と続けます。

 

ご家族や友人にとって2月21日は辛い日のはずです。しかし、多くの参列者の方々と過ごすことができて、温かい気持ちになれたとおっしゃっています。また、参加できなかった日本の友人から送られたたくさんのメッセージや贈り物もこの場に届けられました。

 

1年という節目を迎えましたが、まだまだ裁判は続きます。これからも見守っていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

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