NO MORE TRAGEDY

小山田亮はNYで語学留学中にニューヨーク市警のパトカーに撥ねられて、24歳の若さで命を落としました。遺族は亮の死に関する真実を明らかにするために、ニューヨーク市警とパトカーの運転手を相手に訴訟を起こしています。このブログでは亮の事故に関係する記事を投稿しています。ウェブサイトもご覧ください。http://oyamada.weebly.com/

2014-01-01から1年間の記事一覧

ずさんな事故への対応

ファーガソンで警官に撃たれて亡くなったマイク・ブラウンさん、ニューヨークで警察に取り押さえられる際に警官に首を絞められてなくなったエリック・ガーナーさん。両事件では、事件に関わった警官が共に不起訴となりました。これらに対する抗議デモでアメ…

翼が繋げる想い

Right of Wayから動画が届きました。 Ride of Redemption & Hope - YouTube 8月に亮君の事故現場にはペイントが描かれましたが、その時にペイントが行われなかった方々の現場にも10月、翼と花のモチーフが描かれました。 このペイントは朝早くに始まり、…

Light of Way  ~はじめて作るキャンドルの会~

10月11日、神戸にて、キャンドルを作る会が静かに催されました。 亮君の二回目の命日に灯すため、皆でキャンドルを作ろうと多くの友人が集いました。 「いつも思って下さっている方々の気持ちをNYへ持って行きたい」というご家族の提案に沢山の方が賛同し…

市民が求める法執行の形

先日、NY TimesにFamily for Safe Streetのメンバーであるダナさんの意見が掲載されました。そのタイトルからは、ダナさんの悔しさと緊迫したメッセージが感じられました。 ビジョンゼロ政策(10年間でNYの交通事故死亡を無くすという目標の政策)を公言し、…

署名運動の動き

これまでの数々の報道を受け、NY市警の行動に疑問を持ったシアトル在住の方が、事件の追加調査を求めてオンラインで署名を集めて下さっています。 この署名は、司法長官エリック・ホルダー(Eric Holder)氏に、事実の解明に向け追加調査を求めるようはたらき…

事故現場からのリポート

以下はニューヨークのメディア、Pix11で放送された小山田亮君の事故現場からのレポートです。亮君の友人が、日本語の字幕をつけてくれたので、ぜひご覧ください。 ニュースの中では、小山田さんの弁護士、スティーブ・ヴァカロ氏もインタビューに答えていま…

アメリカにおける警察と市民の溝

警官の行き過ぎた行為により一般市民に被害が及んだ時、正当に調査されなかったり、平等に裁かれなかったり、その事実が秘められたりする事は、仕方のないことなのでしょうか。不平等と感じても、法執行の為に市民はこれを受け入れるべきなのでしょうか。 先…

証拠ビデオに見られる多くの疑問点

昨日、8月21日で、亮君の死からちょうど1年半が過ぎました。 今アメリカ中で、警察の横暴へ非難が強まる中、小山田さんの弁護士が独自入手した亮君の事故直前の様子を捉える監視カメラ映像を公開しました。 そのビデオについて書かれた記事が、NYのメディアG…

NY市警の隠蔽を示す法廷書類

亮君の事故に関しての記事が出ました。 裁判所に提出された文書からは訴訟の経過が見られます。 // 投稿 by Gothamist. 亮君の事故後の警察の不誠実な対応が、訴訟の過程で少しずつ明らかになっているようです。以下、記事の訳です。 ーーーーーーーーーーー…

Painting Memorial by RIGHT OF WAY

大きな翼とたくさんの花が事故の現場に描かれています。 このペイントは、路上で交通事故被害に遭い命を奪われた被害者の方々の事故現場に描かれたペイントです。これらの事故の中には、ドライバーが特定されずに調査が終了された事故や、運転手が罪を問われ…

お母さんより

亮の死から一年半がたとうとしています。 私は…「亮のいない生活に少しずつ慣れてきました…」と言うと「立ち直りはや!」と言われそうですが、現実にはいなくなってしまった息子と常に一緒にいる感覚が私の中で育ってきた、そんな感じがしています。 2011年4…

ついに映像が明らかに!?

前回の記事からわずか数日ですが、亮君の事故に関してまた新しい記事が掲載されました。 先日、小山田さんの弁護士スティーブ・ヴァカロ氏が亮君の事故直前の監視ビデオと言われている映像の内容について、NYのメディアにコメントしました。 // 投稿 by Goth…

亮君の最新記事

皆様、先日は署名にご協力いただき、ありがとうございました。 皆様のお力添えのおかげで、先日無事、NY市議会で市内の制限速度を25mph (約時速40km)にする法律が成立しました!この法律により、交通事故死や重大な損傷に至る事故は、減少に繋がることと思い…

ニューヨークにおける法定速度に対する署名

ニューヨークで活動している「Families for Safe Street」というグループについて以前お伝えしましたが、このグループに亮君のご家族も参加されています。このグループは、交通事故により家族や大切な人を亡くした方々や、実際にご自分が事故を経験された方…

裁判の進展へ向けて 

亮君の事故についての記事が出されました。亮君の家族は、新しい弁護士と裁判を闘っていくことを決断されました。新しい弁護士スティーブ・ヴァカロ氏は今回メディアに裁判所に提出した文書を公開しています。 // 投稿 by Gothamist. 以下、記事の訳です。 …

またも繰り返されるNY市警の事故ー食い違う目撃者との証言

残念ながら、またNY市警が交通事故を起こしました。 パトロール中のパトカーが歩行者をはねた、という事故ですが、今回の事故でもNY市警と目撃者との見解が明らかに違います。 こちらの記事にも亮君の事故について触れられていますが、NY市警が自分たちに…

Family for SAFE street

私たちはこのウェブサイトを通じて、あるご家族と出会いました。3歳で命を落としたアリソン・リャオちゃんのご家族です。2013年10月3日、アリソンちゃんは、お祖母さんとNYのクイーンズで交差点を横断中に事故にあい、命を落としました。その時信号は…

亮君の追悼式

2月21日0時45分、ちょうど1年前、亮君はニューヨークの寒空の下、パトカーに撥ねられ命を落としました。 この日、亮君の家族・友達が集まり、事故現場にて追悼式が行われました。 何十本ものキャンドルが灯され、ご家族や友人から亮君を偲ぶ言葉が述べられま…

一周忌追悼式

2月21日は亮君の命日です。2月21日早朝(2月20日木曜日深夜)0時半から、事故現場にて追悼式が行われます。ご家族やご友人が集まり、キャンドルを灯し、亮君に手を合わせます。日本にいる皆様もぜひ一緒にお祈りください。

NYの交通事故の現状

“ It’s Too Easy to Kill Pedestrian in New York City” これは、今月5日Village Voiceの出した記事のタイトルです。 直訳すると“NYで歩行者を殺す事はとても簡単”となりますが、NYの交通事故の実状が伝わります。 今回はそのことについて書かれたこの記事…

No Pants Subway Ride

昨日1月12日、NYではNo Pants Subway Rideの日でした。私はそのニュースを聞き、去年Facebookで見た亮君の写真を思い出していました。私は亮君と直接会ったことはなかったのですが、Facebookではつながっており、いつも楽しい記事を拝見していました。 亮君…