NO MORE TRAGEDY

小山田亮はNYで語学留学中にニューヨーク市警のパトカーに撥ねられて、24歳の若さで命を落としました。遺族は亮の死に関する真実を明らかにするために、ニューヨーク市警とパトカーの運転手を相手に訴訟を起こしています。このブログでは亮の事故に関係する記事を投稿しています。ウェブサイトもご覧ください。http://oyamada.weebly.com/

亮君のDMV審理が開かれる事となりました

   署名にご協力頂いた多くの皆さん、どうもありがとうございました。

    亮君の事故の運転手に対するDMV審理の開催が決定しました。

 

          日時:2015年2月23日 9:00am

     場所:Department of Motor Vehicle Queens South Office

 

開催日は2月23日。ご家族がNYに滞在している期間中の開催となりました。

この早急なDMVの返答と、ご家族の滞在中に審理をというリクエストが受け入れられた結果は、ひとつひとつの署名が短期間に多数届けられた力によるものだと思います。

署名と署名活動の伝達にご協力を頂いた全ての方に感謝いたします。

ありがとうございました。

 

署名にご協力頂いた方々に向け、亮君のご家族からコメントを頂きましたので紹介させて頂きます。

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私達家族が亮の命日のために渡米する限られた期間内に、DMVの審理が行われることが決定しました。短い期間にとても多くの署名が集まったことが大きな力となりました。

心より感謝致します。

 

アメリカの法制度を全く知らない日本人である私たちが、NY市警を相手に訴訟を起こすことに対しては、無謀なことだとの意見も耳にし、逆風の中での裁判になることは必至と思ってきました。そんな状況の中、今回多くの皆さまが声を上げて下さったことはとても大きな勇気となりました。

審理の様子については、ブログのライターの方を通じてまたご報告できると思います。

その場で私たちは事故を起こした警官と初めて対面することになります。気持ちを引き締めて冷静に立ち会いたいと思います。

 

感謝を込めて。

ありがとうございました。

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 DMVの審理は、州内の全ての致死事故に対し行われるわけではない現状の中、運転手が警官である案件に対しても今回の審理開催決定に至った背景には、ファミリーズフォーセーフストリートをはじめ、これまでに、声をあげて活動を続けてこられた方々により築かれた道のりがあります。一人一人の被害者への思いからの努力が一つの未来に繋がる事を信じ、皆さん活動を続けておられます。それは失った命の重さを知る残された人達にできる数少ない事なのかもしれません、とご家族も話しておられました。

 

ブログでは審理について、そして2月の亮君のメモリアルについてお知らせしていきたいと考えています。

これからもご支援をよろしくお願い致します。

 

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